南島原市有家町で歯周病治療/インプラント治療/口腔外科治療を行う歯科医院
 

医療法人エフ

有家ふるせ歯科口腔外科クリニック

     歯科・口腔外科・インプラント治療・歯周病治療
     矯正歯科・小児歯科・妊産婦歯科治療
             
               臨床研修施設(研修施設番号230062)

診療時間
月火木金:9:00~13:00/14:30~17:30
土:9:00~13:00

※ 手術日は通常とは異なる診療体制となります

休診日
水曜日・日曜日​・祝日
土曜午後
良い歯に
0957-82-4182

当院の口腔乾燥・ドライマウス治療

だ液の3つの役割

食べる時、なくてはならないのがだ液です。だ液は噛むほどよく出ます。

だ液には大きく3つの役割があります。

① 入り口の門番

食べ物はすべてが安全なものではありません。病気を引き起こす細菌や発がん性物質、過酸化脂質などが含まれている場合があります。だ液はこれらの有害な物を減らし、体内への侵入を防ぐ効果が期待できます。

② 消化・吸収を助ける

だ液と食べ物が混ざり合うと消化を助ける成分が働き、胃の消化、吸収を助けます。また、だ液には美味しさを感じさせたり、食べ物を湿らせて飲み込みやすくする働きもあります。

③ むし歯予防

食後の口の中は、むし歯菌が活動しやすい酸性になります。だ液は口の中に残っている食べかすなどを洗い流し、酸性から食前の中性に戻す働きがあるため、むし歯予防に役立ちます。

口の渇きの原因は?

口が渇く原因は様々です。

① 口が渇く作用(副作用)の薬を飲んでいる

② 加齢により唾液分泌が少なくなっている

③ 精神的な緊張によるもの

④ 口で呼吸している

⑤ 糖尿病・腎臓病・肝臓病など内科疾患

⑥ リウマチ・シェーグレン症候群などの自己免疫疾患

⑦ 放射線治療・骨髄移植などの後遺症

原因は様々ですが、大きく分けると

唾液分泌量が低下した状態 口呼吸や乾燥で唾液が蒸発した状態 に分けられます。

唾液腺からの分泌量低下
唾液腺に原因がある シェーグレン症候群(自己免疫疾患)
頭頸部の放射線治療後
その他(外傷・先天的原因など)
唾液腺意外に原因がある 神経伝達系の失調
薬の副作用

心因性(抑うつ)

蒸発・保湿不全

口呼吸

習慣的に口を開けている

外気の乾燥・環境的要素

顔面神経麻痺による口唇閉鎖不全

安静時唾液量の測定

舌表面の水分量を測定することっで簡単に数値として乾燥の判定が可能です。数値化できるので、乾燥の程度、治療の効果の判定に役立ちます。

医療機器 口腔水分計ムーカス®の特長

○ 約2秒で測定することが出来るため、測定される患者さんの負担がとても少ない。

○ 侵襲性も少なく、安全性も高い。

○ 測定結果は数値で表示され、口腔内の乾燥状態をわかりやすくデジタル表示するので、スクリーニング検査に最適です。

○ 患者さんの意識状態あるいは全身状態にかかわらず測定が可能であり、唾液をうまく出すこ
ができない高齢者の方など、広い範囲の患者さんに適用できます。


○ ハンディな大きさ(60g)で、持ち運びが容易、病室やチェアサイドなどでも測定できます。

ドライマウス(口腔乾燥)の検査

以下の検査項目から必要な検査を行います。

・安静時唾液量の測定

・刺激時唾液量の測定

・服薬歴の確認

・生活習慣の確認

・血液検査 抗SS-A抗体・抗SS-B抗体(シェーグレン症候群を疑う場合)

・口唇唾液腺の組織生検(シェーグレン症候群を疑う場合)

・ドライアイ症状(目の乾燥)がある場合は眼科主治医へ対診

 

口腔乾燥・ドライマウスの治療

多くの疾患と同じように、まずは患者さまが感じる不快症状を、対症療法をもって改善させつつ、ドライマウスの原因を特定して除去する、いわゆる原因療法が理想です。

唾液腺以外の原因の中で最も多いのが、抗コリン作用と呼ばれる薬の副作用です。

入眠剤などは生活習慣の改善により服用を中止することはできますが、多くの場合、他の病気の治療目的で処方された薬であり、簡単に中止はできません。

その場合は、口の周りの筋肉を動かすことで唾液の量を増やす筋機能療法や、口腔保湿剤(スプレー、ジェル、洗口液)を使った指導を行います。その場合1ヶ月に1回程度受診していただき、効果の判定を行いながら症状を改善させます。

唾液腺に原因がある場合(シェーグレン症候群や頭頸部放射線治療後)、人工唾液や唾液分泌促進薬を用います。

 

シェーグレン症候群とは

シェーグレン症候群とは主に自己抗体が原因で起こる自己免疫疾患の一つで、中高年女性に多く発症すると言われています。

口腔乾燥、ドライアイ(目の乾燥)、鼻腔の乾燥などを主な症状とする指定難病です・

1999年に厚生省の診断基準が改定され、

(1)口唇小唾液腺または涙腺の生検でリンパ球浸潤がある

(2)唾液分泌量の低下がガムテスト、サクソンテストで証明され、シンチグラフィーで異常がある、または唾液腺造影で異常がある
(3)涙の分泌低下がシャーマーテストで証明され、ローズベンガル試験または蛍光色素試験で角結膜の上皮障害がある
(4)抗SS‐A抗体か抗SS‐B抗体が陽性である

この4項目の中で2項目以上が陽性であればシェーグレン症候群と診断されます。

シェーグレン症候群は指定難病です。現状では根本的にシェーグレン症候群を治癒させることは出来ません。したがって治療は乾燥症状を軽快させることと疾患の活動性を抑えて進展を防ぐことにあります。目の乾燥、口の乾燥はひどくなると著しく生活の質(QOL)を障害しますので、毎日の点眼、口腔清潔を心がける必要があります。エアコン、飛行機の中、風の強い所、タバコの煙などに注意が要ります。皮膚に対して、石鹸の使用、頻繁に風呂に入ること、特に熱い湯は良くありません。膣の乾燥の原因については、アンケートでは20%の患者さんに性交不快感があり、エストロジェンの内服やエストロジェン入りのクリームなどを使用することが必要となりますので、婦人科を受診するのが良いでしょう。規則正しい生活、休養、バランスのとれた食事、適度の運動、ストレスを取り除く等の注意が必要です。

また薬物療法が有効な場合が多く、2007年日本において塩酸ピロカルピン(サラジェン)が保険適用となりました。汗をかきやすいという副作用がありますが、塩酸セビメリンと同様に唾液分泌に有効な薬剤です。頭頚部の放射線治療に伴う口腔乾燥症状の改善に対しては、平成17年9月より保険が適用されています。

 

 

歯周病治療
メンテナンス

EMSプロフィラキシマスターを8台導入しております。

保険適用でパウダーメンテナンス(科学的根拠に基づいたクリーニング・歯周病治療)、フッ素塗布などを行うことができます。歯を傷めないパウダーメンテナンスを行う「GBTクリニック」に登録されています。
GBT Finderで全国のGBTクリニックを検索できます。

お知らせ

歯並びの治療を行っております。子ども歯列矯正、成人歯列矯正、簡単なプチ矯正から難症例、インビザライン(透明マウスピース矯正)まで対応しております。
矯正歯科学会認定医と連携して治療を行います。

インビザラインライトを導入しました。治療期間7ヶ月以内で前歯だけの簡単な矯正治療が適応となります。

お知らせ

口腔内スキャナー、フェイシャルスキャナーを用いた診断を行っております。従来の歯型取りと異なり、小型カメラでお口の中、顔全体をスキャンしてデジタルデータに置き換えます。非常に精度が高い治療を行うことができます。

お知らせ

インプラント手術におけるコンピュータ支援システム”SMOP”を用いて治療を行っております。手術当日に精密な仮歯を装着する事が可能です。

お知らせ

患者さま触れる全てのハンドピース・治療器具を滅菌しており、院内感染防止に取り組んでおります。

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〒859-2206
長崎県南島原市有家町
中須川202−1

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駐車場20台分完備